11月1日は「諸聖人の日」だそうです。
これらの催しに合わせて作られるお菓子が「聖人の骨」(huesos de santo/ウエソ・デ・サント)と呼ばれるスペインの伝統菓子です。 名前でギョッといたしますが、見た目も白い骨を模し中に卵黄クリームを入れて骨髄液を表現するなど、なかなかのこだわりようです。 外皮はマジパン(アーモンド粉と砂糖を混ぜ合わせたもの)で作られ、中は卵黄を使ったクリームを巻き、骨のような円筒形状仕上げ。起源は17世紀頃と言われていますが、まさにキリスト教圏ならではのお菓子と言えますね。 骨のイメージなので、食感も堅いのかな…? と思いましたが、とても柔らかく出来ていましてびっくりするくらい甘かったです(^^;)。
珈琲カップは多分…イギリスのアンティーク。ハッキリしなくてすみません(∋_∈)。 お皿もそれらしきものを引っ張り出してみました。重ねてしまうと絵柄が見えないので、お菓子を乗せる前にパチリ…。 ちなみに骨を食べる意味ですが…死者を想い、慈しみ、恐れていないという証だとか…。
こちらのお菓子は、スペイン菓子工房「ドゥルセ・ミーナ Dulce Mina」様より購入させて頂きました。いつもごひいきにしているお店でございます。 |
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